この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
公衆便所から始まる
第7章 それぞれの覚悟
俺は一応講義には真面目にかどうかはともかく毎回出てたし、ノートも取ってた。
それを、次回からは自分でやるとして今回までは真面目にやってたやつを捕まえて補強してく。
教授にも再講義してもらうぐらいの勢いで聞き直す。
そうしてくとだんだんと前期の全体像が見えてくると、ネットに書いてあった。
それが見えてくれば、膨大な量の試験範囲も怖くない。
むしろ割のいいギャンブルの気分だ。
ここまでしとけばある程度負けても単位を落とすまではいかないはず。
過去問は……迷ったけど人脈もないしお金ももったいないからやめておいた。
そんなふうにして、試験の準備期間と試験中は過ぎていって、俺は大学に入ってからいちばんいい成績を取れた。
それを、次回からは自分でやるとして今回までは真面目にやってたやつを捕まえて補強してく。
教授にも再講義してもらうぐらいの勢いで聞き直す。
そうしてくとだんだんと前期の全体像が見えてくると、ネットに書いてあった。
それが見えてくれば、膨大な量の試験範囲も怖くない。
むしろ割のいいギャンブルの気分だ。
ここまでしとけばある程度負けても単位を落とすまではいかないはず。
過去問は……迷ったけど人脈もないしお金ももったいないからやめておいた。
そんなふうにして、試験の準備期間と試験中は過ぎていって、俺は大学に入ってからいちばんいい成績を取れた。