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ベッドで抱きしめて
第2章 初デートは公園で
待ち合わせ時間ちょうどに公園に着くと、すでに真央ちゃんがいて、大きめのバッグを持っていた。

オレに気づいて、ニッコリ笑いかけてくれる。あ
~なんて可愛いんだ。

待てよ。オレ、また真央ちゃんを待たせてる。この前の待ち合わせは遅刻だし、マズイよな。

「うふふ。翔平君、何慌ててるの?」

「う、うん。また真央ちゃんを待たせてたから。」

「今日は時間ピッタリだよ。この前は12分くらい遅刻されたけど。」

そんなに正確な時間覚えてるって!もしかして、根に持ってる?心配になって、真央ちゃんの顔を見ると、イタズラっ子の顔だ。

「真央ちゃん、ごめんね。」

「もう怒ってないよ。今日は私が少し早くきただけ。」

ニコッと笑った顔が可愛くて、私服姿の真央ちゃんが超オレ好みで、今すぐ食べたくなった。

それはダメだよなぁ…でも、少しだけ。チャンス狙っちゃおう!

「真央ちゃん、行こうか?向こうの花壇が綺麗らしいよ。」

真央ちゃんに声をかけて、歩き出す。ちょっと振り返って、手を差し出すと真央ちゃんが恥ずかしそうにオレの手を握ってくれた。

この前は急ぐつもりで手を握ったけど、今日はデート。些細なことだけど、緊張するなぁ…

二人で手を繋いで、公園内をブラブラ歩く。真央ちゃんは花が好きみたいで、楽しそうに花を見てる。

オレは花を見てる真央ちゃんを見て楽しんでた。
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