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ひずみ «短篇作品集»
第7章 未完成体
眠りの中に 再び戻った、キミ。
いく筋の 涙の跡に 口付ける。
これでキミはボクのモノ。
これでボクはキミのモノ。
キミが 目覚めたら この事を 覚えているかな?
多分、覚えてないだろう。
これから、当分 キミは この部屋から 出れないだろう。
ボクのモノになったから。
もう、手続きは 済ませたから 安心おし、
目が覚めたら、今度は ボクと言う、キミの一体を キミに 刻み付け、キミを 離さないから。
この先も キミと。。。
【終】