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ガーディスト~君ヲ守ル~
第15章 《番外編》死んでもストーカーする男(前編)
祐司の胸に顔をうずめ、綾は声を押し殺しながら泣き始めた。


「……」


またこのパターンか、と護は驚く様子もなく周りを確認し始める。一方祐司は顔色ひとつ変えることなく、綾が落ち着くのを待った。


部屋は2LDKの広さだった。
護は一部屋ずつ確認し、不審者が潜んでいないか、部屋の中に入ってきた形跡がないか隅々まで調べ始めた。


「…大丈夫ですか」


泣き声がやんだので、もう一度声をかけてみる。綾は深く息を吐くと「ありがと…」と言って祐司から離れた。


「大丈夫ですよ、我々があなたを全力でお守り致しますのでご安心ください」


そう言って祐司は綾に優しく微笑みかける。
不安げな表情が笑顔になるのに、そう時間はかからなかった。


「青木さん、ちょっと来てくれますか」


護に呼ばれて、綾と祐司はリビングに入って行く。


「ひととおり調べましたが、一カ所を除いては問題なしでした」

「一カ所って…」

「ここを見てください」


護はテレビのそばのコンセントを指差した。
そしてガコッとはずすと、コンセントの裏側を綾に見せる。


「!」


そこにあったのは小型盗聴器だった。



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