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ユキちゃんは悪魔。
第6章 魅惑の百合ブーケ
桜は、ユキの頭を撫でながら…
母性に近いような…だが…それとはまた…違うような感覚に…少し戸惑う…
「///男の人……硬いから…怖い…」
ユキは――――…青い目で迫ってきた英会話教室のボブを思い出していた…
ユキにとって…彼は男の黒い部分を見るのに十分な存在だった…
「ユキ…ちゃん…?何か怖い目にあったのね…?」
桜は、ユキの男性への恐怖心を悟り…優しく抱き締めた―――――――…
ユキは、その優しいハグに…落ち着きを取り戻す…
「男…って…本当にワガママで自分勝手で……嫌になる―――――――…世の中、女だけの方が上手く回るんじゃないかしら!!」
「――――私も…そう思う…」
ユキは、そう言うと……
桜の首筋に…唇を寄せて笑った――――――…
ドキン!!
桜の…心臓が…一段と高く飛び上がった―――――…