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ユキちゃんは悪魔。
第3章 初夏の部屋
風が気持ちよく吹き抜けるこの家は…
都心から離れているからか…
のどかで、ゆっくりとした時間が過ぎている気がする…
近所付き合いも親密では無いがあって…ユキは、自然体のこの家や地域が好きだった――――…
取り残され…寂しい気持ちもあるが…
実家では味わえない一人の静かな時間もなかなかいいかな?っと思えてきていた…
ユキは、揺れる洗濯物を眺めながら……
胸元からハラリとずれたバスタオルを押さえる―――…
「あ―――…」
ふと…ユキは、自分の手が胸に触れたのを感じた―――…
「んっ―――…ん…」
腰が…ゾワッとざわつく――――…
「ふっ…ぁ…」
ユキは、そのざわつきの発生を確認するかのように…もう一度、胸をさわってみる――――――…
「あっ―――///っ!」
胸を触ると…ふわっと浮くような…
変な感覚になる―――…
でも…その感覚は…
不快ではなく―――…
心地よくユキを誘惑する――…