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月の吐息
第4章 美月
「電気を消して」とお願いする私に、健二は「だめ」と言い張った。
それでも嫌がる私を、健二は寝室に連れて行くと、電気をつけずにカーテンを開けた。
三日月が、優しい光を落としてる。
冴えた月明かりの中で、健二は私を裸にした。
「んぅ、・・・あ、待っ・・・て・・・」
立ったまま、後ろから抱きしめられて、触れた肌が粟立つ。
お尻に、既に熱くなったものが当たってて、戸惑った。
「もう、待てない。美月・・・」
「ん・・・あ、・・・あ、けん、じッ」
胸元に回された手に、月光を浴びる胸を揉みしだかれる。
あの時の、電話の吐息を思い出しちゃう・・・。
立ったまま、ちょっと腰をくねらせると、健二が反対の手を脚の間に入れてくる。
「あっ、・・・んぁ、あ、・・・や、ぁ・・・」
「美月・・・、もう、すげーぐちょぐちょ・・・」
「ば、ばか・・・ッ」
「言われて、感じてんの?」
「・・・ちがっ」
思わず振り返った鼻先が、健二の鼻にぶつかった。
「んー、・・・んっ・・・・」
重なった唇が離せなくて、気持ちよすぎる。
絡まった舌がとけあって、お互いの唾液が飲み込みきれずに、口の端から零れた。
「嘘だ。感じてる癖に、美月」
「あっ、ア・・・、だめ、・・・・・腰が・・・」
「おっけ。こっち、おいで」
抱きしめてた手を一度解いて、健二がベッドの上に乗り上げた。
私の手を引っ張る、その指先が濡れてる。
気付いたら、また、腰が熱くなった。
「美月」
「・・・ん?」
「すげー、綺麗だ」
健二の、ばか。
月明かりを背負ってる健二だって、凄く綺麗なんだから。
「全部、見せて」
仰向けに寝転がる私の脚を、健二の両手が、そっと割り開く。
思わず、両手で顔を覆った。
それでも嫌がる私を、健二は寝室に連れて行くと、電気をつけずにカーテンを開けた。
三日月が、優しい光を落としてる。
冴えた月明かりの中で、健二は私を裸にした。
「んぅ、・・・あ、待っ・・・て・・・」
立ったまま、後ろから抱きしめられて、触れた肌が粟立つ。
お尻に、既に熱くなったものが当たってて、戸惑った。
「もう、待てない。美月・・・」
「ん・・・あ、・・・あ、けん、じッ」
胸元に回された手に、月光を浴びる胸を揉みしだかれる。
あの時の、電話の吐息を思い出しちゃう・・・。
立ったまま、ちょっと腰をくねらせると、健二が反対の手を脚の間に入れてくる。
「あっ、・・・んぁ、あ、・・・や、ぁ・・・」
「美月・・・、もう、すげーぐちょぐちょ・・・」
「ば、ばか・・・ッ」
「言われて、感じてんの?」
「・・・ちがっ」
思わず振り返った鼻先が、健二の鼻にぶつかった。
「んー、・・・んっ・・・・」
重なった唇が離せなくて、気持ちよすぎる。
絡まった舌がとけあって、お互いの唾液が飲み込みきれずに、口の端から零れた。
「嘘だ。感じてる癖に、美月」
「あっ、ア・・・、だめ、・・・・・腰が・・・」
「おっけ。こっち、おいで」
抱きしめてた手を一度解いて、健二がベッドの上に乗り上げた。
私の手を引っ張る、その指先が濡れてる。
気付いたら、また、腰が熱くなった。
「美月」
「・・・ん?」
「すげー、綺麗だ」
健二の、ばか。
月明かりを背負ってる健二だって、凄く綺麗なんだから。
「全部、見せて」
仰向けに寝転がる私の脚を、健二の両手が、そっと割り開く。
思わず、両手で顔を覆った。