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講義の終わりにロマンスを
第1章 課外活動
左手をスリッパの中に突っ込んで、先生の手の代わりにする。
ちょっと固くてザラリとした刺激が、男の人の荒っぽい抱き方に似てるんじゃないかって思えた。
その手で左の乳首を撫でると、いつもより熱くなった。
「あっ…ん、・・せ、んせ・…や、ッ」
―――キモチイイ? 真菜
「んっ…、あ、キモチ、い・・、よ…」
前を弄る手が止まらなくて、クチュクチュ音がし始めた。
いつもの熱い感じが、どんどん強くなってく。
「あ、…ん、ぁ…せんせっ…、せんせっ」
腰が動いて、ベッドが軋む。
左手も下まで持って行くと、スリッパを脚の間に挟んだ。
「ん、ぁあッ、・…あっ、だめ・・・、イッちゃ、う…ッん!」
* * *
洗濯機の前でぼんやり立ったまま、ここ数日考えていたことを、また考える。
「先生に、触って欲しいな…」
呟きに答えてくれたのは、洗濯機の脱水終了のアラームだった。