この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
兄の狂気
第7章 崩 壊






哲平SIDE



俺が瞳の兄貴と会ったのは、
瞳と付き合って7か月記念で3泊4日の
温泉旅行に出掛けて帰ってきた次の日。


瞳は兄貴に「友達」との温泉旅行だと嘘をついてた為
帰りは兄貴の迎え、俺とは別々に帰った。


…それが。


空港から電車を乗り継いで、地元に帰ってきたら。


俺の家の前に立ってる男に、心臓が跳ねた。


俺を鋭く睨みつける、瞳の兄貴に。


「…瞳の男、か?」


その問いに


「だったら何ですか」


と答えた俺。


信じられない位イケメンな瞳の兄貴を前に
俺は足を踏ん張って立っていた。


「あぁそう…よく分かった」


そう言って去った瞳の兄貴を、
見えなくなるまで睨み続けた。


そしてその日から…瞳と連絡が途絶えた。


電話してもLINEしても繋がらないし返信がなく、
大学にも来なくなった瞳。


瞳の家に行ったが鍵がかかっており、
朝は誰も家から出てくる気配はなく、
夜はどこの部屋の明かりもつかなかった…


ついていなかった。


…瞳の兄貴が窓を遮光カーテンで
覆ってたなんて、気付けなかった。


その部屋で瞳が何をされているのかも…


そして送られてきた、
瞳と兄貴の情事を撮影したビデオ。


/91ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ