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まのめのロイン
第16章 あとがきんぐ 連載第6回

 第五回は書いていてかなり驚きがありました。
 ええー! そうだったのー!

 何故、優子は名前が嫌いなのか、これは第4回書き終えた時点で頭の中にはあって、単に区切りがいいからここでと切っただけなのですが。

 それでこんな過去があったとまでは知らなかった。

 礼美奈がしののんを大石さんと呼んでいたことなどが意味を持つとも思っていなかったし、なにより扉の意味とか、扉に書いてある事に対して優子がああいう回答を出すとは思っていなかった。

 へー! キミそういう人だったのね。
 用が言ってた「思ったより気丈」ってそういうことでもあるのかなあとか。

 書いてる人が驚いているからといって読者の全てが同じように驚くとは限らないわけで「知ってたぜ!」とかいう感想をお持ちになった読者さんもいると思います。

 もうそういう人には同じ一読者としての立場から「凄いね! 鋭いね!」と最大級の賛辞を。だってホントに私は全然わからなかったもん! むしろ「あれ、この作品ちょっと面白くね?」とか思っちゃいましたもん。読者として。

 名前だけだったグリーディもようやく出て来ましたしね。

 書いてて、ああ自分はコイツの事かなり気になってたんだなあと思いました。

 「やっと出た!」とちょっと嬉しかった。

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