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まのめのロイン
第3章 仕返し
いつの間にか私はそう思う様になっていった。
けれど、梶村先輩と……何があったんだろう?
「それがね、傑作なの!」
「うぅ?」
中庭でしののんも含めて三人でお昼を食べるのが、もう日課となっていたある日、礼美奈ちゃんは教えてくれた。
「入学したばかりの頃にね、図書館の場所がわかんなくて、ホラ、教材の販売で行かなきゃいけなかったでしょ?」
「ああ、あのとき……」
「どのときぅ?」
「えー入ってすぐだよ。しののんだって色々買ったでしょ!」