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ごほうびに、お世話させてください
第1章 お世話係
真っ青な空。満開の桜。春だなあ…。
春って結構好き。クラスチェンジとか嫌っ!ていう人いるみたいだけど、内心ドキドキワクワクなんでしょ?
春って、出会いなんかあったりして。
「穂、真穂!」
「ふっええ!何、さーちゃん」
いけない、ボーッとしてた。
私の親友、さーちゃんがめっちゃ焦ってる。どうしたの?
「真穂っ!どーすんのよ!クラス離れたわよっ!学力テスト、何してたのよ…」
え?それってまさか…
「E組!?ウソっ!嫌あああ!わーん、さーちゃんと離れたくないよう」
「じゃあ何で学力テストもうちょっと頑張らなかったの?遊んでたし」
「だって…今まで落ちたことなかったもん」
はあ…高校3年生になって、早速やなことあったなあ。
うちの学校、北上海は、国内屈指の進学校。毎年三学期にクラスチェンジのテストがある。
頭がいい順に特S,A,B,C,D,Eという順になってて、私は今までDだった。
ちなみに特Sのトップ五人は生徒会をやっている。
生徒会長は、小林春樹。イケメンで、学校一番の成績。みんなの憧れ。そして……私の、好きな人。
一回しか話したこと、無いんだけどね。そのときから、好き。
春って結構好き。クラスチェンジとか嫌っ!ていう人いるみたいだけど、内心ドキドキワクワクなんでしょ?
春って、出会いなんかあったりして。
「穂、真穂!」
「ふっええ!何、さーちゃん」
いけない、ボーッとしてた。
私の親友、さーちゃんがめっちゃ焦ってる。どうしたの?
「真穂っ!どーすんのよ!クラス離れたわよっ!学力テスト、何してたのよ…」
え?それってまさか…
「E組!?ウソっ!嫌あああ!わーん、さーちゃんと離れたくないよう」
「じゃあ何で学力テストもうちょっと頑張らなかったの?遊んでたし」
「だって…今まで落ちたことなかったもん」
はあ…高校3年生になって、早速やなことあったなあ。
うちの学校、北上海は、国内屈指の進学校。毎年三学期にクラスチェンジのテストがある。
頭がいい順に特S,A,B,C,D,Eという順になってて、私は今までDだった。
ちなみに特Sのトップ五人は生徒会をやっている。
生徒会長は、小林春樹。イケメンで、学校一番の成績。みんなの憧れ。そして……私の、好きな人。
一回しか話したこと、無いんだけどね。そのときから、好き。