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彼色に染まってく…
第5章 麻由莉の決意
『綾乃先輩の本当の
お父さんは、病気で
亡くなるまで小学校の
先生をしててさ
その、元教え子で
4つ上の人が、先輩の
好きな人だった。
お母さんが再婚するまでは、その人が勉強教えてくれたり、何かと相談にのってくれてたらしくて
俺は、何度も説得して
先輩は半年後にやっと
その人に告って…
2人は付き合うことに
なったんだ。
で、野球部では
俺がふられたって形で
おさまったわけ!』
『じゃあ…綾乃さん…
幸せになれたの?』
『うーん…
綾乃先輩は
自分の性癖については
結局打ち明けることが
できなかったから…
相当悩んでたっぽい…
時々メールきてたし』
メールは続けてたんだ
…てゆーか
今も
連絡取り合ってるの?
この間…会ってたし…
『麻由莉?
おクチがへの字に
なってますけど?』
『へっ?』
『麻由莉さ…
言いたいこととか
聞きたいことあるなら
ちゃんと言って?
麻由莉には
聞く権利があるし』
『聞く…権利?』
『うん。
そもそも麻由莉はさ
俺がなんのために
こんな話ししてるのか
わかってんだよね?』
『あ…
そ…そうだよね
えっと…えっ?
まゆは…
結局、どうすれば…
いいのかな?』
『俺は
自分の気持ちも
麻由莉への想いも
全て打ち明けて
ちゃんと麻由莉と
向き合いたいんだ。
麻由莉が
俺のそばにいたいって
思ってくれるのなら
俺の…彼女になって
ほしい。
だから麻由莉も
俺の話を聞いた上で
自分自身の想いと
向きあって
よく考えて…
この先どうしたいのか
決めてほしいんだ』
『ま、まゆが
決め…る…の?』
『そうだよ。
今後どうするのかは…
麻由莉が決めて?
今までみたいに
幼なじみとしてやって
いきたい
ってことでもいいし。
俺とは、もうこれ以上
関わりたくないって
思うかもしれないし
もし、こんな俺でも
彼女になってくれる
のなら…
俺としては嬉しいけど
もちろん
俺の彼女になるんなら
麻由莉には
それなりに
覚悟してもらうことに
なるけどね…』
お父さんは、病気で
亡くなるまで小学校の
先生をしててさ
その、元教え子で
4つ上の人が、先輩の
好きな人だった。
お母さんが再婚するまでは、その人が勉強教えてくれたり、何かと相談にのってくれてたらしくて
俺は、何度も説得して
先輩は半年後にやっと
その人に告って…
2人は付き合うことに
なったんだ。
で、野球部では
俺がふられたって形で
おさまったわけ!』
『じゃあ…綾乃さん…
幸せになれたの?』
『うーん…
綾乃先輩は
自分の性癖については
結局打ち明けることが
できなかったから…
相当悩んでたっぽい…
時々メールきてたし』
メールは続けてたんだ
…てゆーか
今も
連絡取り合ってるの?
この間…会ってたし…
『麻由莉?
おクチがへの字に
なってますけど?』
『へっ?』
『麻由莉さ…
言いたいこととか
聞きたいことあるなら
ちゃんと言って?
麻由莉には
聞く権利があるし』
『聞く…権利?』
『うん。
そもそも麻由莉はさ
俺がなんのために
こんな話ししてるのか
わかってんだよね?』
『あ…
そ…そうだよね
えっと…えっ?
まゆは…
結局、どうすれば…
いいのかな?』
『俺は
自分の気持ちも
麻由莉への想いも
全て打ち明けて
ちゃんと麻由莉と
向き合いたいんだ。
麻由莉が
俺のそばにいたいって
思ってくれるのなら
俺の…彼女になって
ほしい。
だから麻由莉も
俺の話を聞いた上で
自分自身の想いと
向きあって
よく考えて…
この先どうしたいのか
決めてほしいんだ』
『ま、まゆが
決め…る…の?』
『そうだよ。
今後どうするのかは…
麻由莉が決めて?
今までみたいに
幼なじみとしてやって
いきたい
ってことでもいいし。
俺とは、もうこれ以上
関わりたくないって
思うかもしれないし
もし、こんな俺でも
彼女になってくれる
のなら…
俺としては嬉しいけど
もちろん
俺の彼女になるんなら
麻由莉には
それなりに
覚悟してもらうことに
なるけどね…』