この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
彼色に染まってく…
第6章 始まりの日
『ありがとう佑貴…

って…今…

ちょう…きょう…
って言った?』



『言ったよ?


麻由莉…そんなことで
驚いてたら

この先、もたないよ?


いったい俺が

何年間この日を夢見て

妄想を育ててきたと
思ってるの…?』

佑貴は

嬉しそうにそう言って

私のことを
後ろから強く抱き締め

頬にキスをした…


私は
ドキドキしながら


何も言えず

ただ固まっていた…



こうして

数年に渡って

佑貴の心に
秘められてきた想いは



とうとう



佑貴の頭の中ではなく


現実の麻由莉に


向けられることに
なった…



怖い気持ちはもちろん
あるけど…


これから自分が


どうなってしまうのか



ドキドキしながら


毎日過ごしていくんだ
ろうな…


なんだか


まだ

現実じゃないみたい…



早く
佑貴に会いたいな…



私はまだ、


初めてできた彼氏に

うかれ気分だった。




翌日


その脳天気な気分が


見事に
打ち砕かれるなんて


思いもせずに…


/156ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ