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彼色に染まってく…
第7章 新しい生活
『ほら…

さっき、俺に

キスされた時のこと
思い出しながら

もっとちゃんと舐めろ



…そう…上手いよ…

勝手に止めるなよ?




声…絶対
出すんじゃないぞ…』



耳元で囁いた後…



私の耳を
ゆっくり舐め回した

佑貴の舌が


少しずつ…

下に降りてきた…



すっかり
敏感になっている


うなじや…


首筋を


佑貴の舌が這っていく



口内は相変わらず
指で激しく責められ


声も出せず

身動きもできない

私は…



体をゾクッと震わせ



ひたすら耐えていた…



佑貴の舌が


ちょうど肩辺りまで

降りてきたら


今度は


唇での愛撫に

切り替えられる…



優しく吸い付くように

なめらかに蠢く

唇と舌が


私を快楽の渦に
巻き込んでいく…


どうしようもなく
気持ちよくて…



もっとしてほしいと

心で願っている…



気が付けば

佑貴の片方の手が



私の

胸の上に置かれている
のを感じた…


『いやっ…だめ…』


自分では、そう言った
つもりだけど…


口の中に指を入れられ

言葉になっていない…



『そんなに

おばさんに
聞かれたいのなら…


声…出していいよ?』


そう言って…

胸に置かれた手が


ゆっくりと


円を描くように
動き始めた…



『ふっ…ひゃぁ…あ…』


初めて

男の人に…



大好きな佑貴に


触れられたそこは


まるで
散々焦らされた後の


ご褒美を与えられた
かのように…



ずっと
待ち望んでいたような

初めてとは思えない
快感を得ていた…



『んやぁっ…あっ…』



佑貴の大きな手の平が


私の胸を


優しく揉みほぐし…


時々、少し強めに

握ったり弛めたりして


どんどん快感を
送り込んでくる…



『初めてなのに

こんなに感じて…


恥ずかしいと
思わないの…?』



『ふっ…うぅ…』



『淫乱だから…

思うわけないね?


高校生のくせに

いやらしい女だな…』



佑貴が


恥ずかしい言葉を
ささやく度に


私の体は
どんどん熱くなり



感覚が研ぎ澄まされる



『おっぱい…

気持ちいいんだ?』



私は


佑貴の指を咥えたまま

小さく頷いた…


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