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夫婦凌辱
第3章 第三幕:折檻の始まり
SMチックに拘束された順子は柔肌に食い込む、乗馬鞭の痛みにその豊満な肉体を震わせ、身悶える。
「あぁッ…あうッ…くうッ…ひぃッ…。た、助けてぇ、あなたぁ…」
二人の男が交互に鞭を振り、順子の大きな乳房を打ち据えるのだ。夫に助けを求める順子だが、縛り上げられ芋虫の様に転がった誠に妻を守る術などあるはずはない。
「止めてくれッ、止めてくれッ!! 止めてくれぇぇ~~ッ!! ウチの嫁にだけはぁ…」
ホスト面の男に哀願する夫は、その顔面をぐりぐりと踏みにじられる。頼りにしている夫の無様な姿に、順子は少々失望したが、明らかに裏社会の男たちにいたぶられる誠を解放してあげたい、という気持ちが強かった。
「お願いです、やめてッ、主人に暴力をふるうのは!! ああッ!!」
鞭打ち刑に晒されながらも、哀願する順子。ホスト面の男は片手を軽く上げると、誠の顔から靴をどけ、順子への責めを中断させた。
「なかなか麗しい夫婦愛じゃないか、間嶋さん? 今時珍しい位可愛らしい奥様だ」
「うぅ…お願いだ、真鍋さん」
誠が顔をしかめつつ、再び哀願を始めた。真鍋と呼ばれたホスト面の男は、値踏みするように誠を見下ろす。
「妻と…息子は関係ない。解放して…ください」
「ならば、金をどこに隠した? ソレを吐け!!」
真鍋は厳しい口調で問詰めるが、誠は口を噤んだままだ。

真鍋は大の字に拘束された順子の顎に手をかける。
「実はねぇ奥さん、ご主人は消費者金融で高額の利用をされまして…その返済が焦げ付いているんですよ。それでまぁ、わたくしどもが回収を担当している、というわけなんです」
「ま、誠さんッ、本当なの!?」
順子は拘束されたナイスバディを震わせながら問い質すが、誠は横たわったまま瞳をつぶるだけだ。教師として堅実な人生を歩んできたはずの夫がなぜ多額の金を借りる必要があるのか。
「ご主人、どうやらその金を持ち逃げしようと画策なさっていたようで…命知らずですよねぇ。我々みたいなその筋の人間を相手に金を稼ごうなんて。女にでも入れあげたんですかねぇ?」
「そ、そんなことはしていないッ!! 順子信じてくれッ!! 俺は、神に誓って恥ずかしい真似は!!」
「わ、わかっているわ。信じている…」
高校時代から、誠の真摯な目で見つめられると弱い順子だ。たとえ夫の不始末で虜の身となった今でも、変わらぬ感情だ。
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