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乱交バスツアーのガイドさん
第15章 嵐の夜に
そのとき・・・啓太の携帯電話に着信音が・・・

「えッ・・・出動命令ですか?!」

「ここから3km先で土砂崩れ?!」

「はい・・・分かりました! すぐに向かいます!」

啓太が電話に応えています。


「行かなきゃダメなの?」
電話を切った啓太に私は尋ねます。

「うん。 これが僕の仕事だから」

「外は真っ暗で、しかも大雨なのよ。 危なくない?」

「危ないかもしれないけど、これが仕事だから」

「無事に戻ってきてね」

「うん。 僕にはもうすぐ、ステキな奥さんができるんだからね」

また啓太と私は唇を重ねます。
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