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第15章 嵐の夜に

逞しい啓太の腕の中･･･
私の心は安らぎます。

やっぱり私は･･･啓太が好き･･･
他の男性なんて、考えられない･･･

今日はいっぱい･･･啓太以外の男性とセックスしちゃったけど･･･
それは仕事上の成り行きで、仕方なかたったの･･･

ごめんね･･･啓太･･･


「千夏ちゃん･･･好きだ」
啓太が耳元でささやきます。

「私もよ」

唇と唇が軽く重なります。


「僕は山岳救助隊で、危険を伴うことがある仕事だけど･･･」

「うん･･･」

「千夏ちゃんがそれでも構わなければ、結婚してほしい･･･」

「うん･･･」
私の動悸は最高潮に高まり･･･嬉しさのあまり、目からは涙がこぼれます。