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第7章 トイレ休憩もイベントです

トイレ休憩が終わり、ツアー参加者たちを乗せたバスは再び走り出しました。

運転手はもちろん、キャビンアテンダント姿の栄子さん。

バスは順調に走ってますが、
ひとつ問題があります。

栄子さんの騒動で･･･
私はトイレ休憩のときに、オシッコするのを忘れていたのです。

オシッコ姿を見せるという恥辱は味わわずに済んだのですが･･･
だんだんと尿器が強まります。

スポーツドリンクをガブ飲みした影響が、いま現れているのです。


「千夏ちゃん･･･どうしたんや」
「気分が悪いんですか？」
「なんだか･･･モジモジして･･･」
皆さんが私に尋ねます。

「いえ･･･何でもありません･･･」

私はそう答えますが、限界が近づきつつあります。