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双子の月
第3章 三夜

しばらくして、その音が変わった。
淫靡な感じ。
座っていた男たちの陰茎が一斉に勃起し始めた。気のせいじゃなく、2本や3本の陰茎の男もいる。
そのうちに男たちは繋がり始めた。
隣の男と繋がるもの。その繋がった男に刺さる足のような男根。2人の男に刺さっている男根もある。
朋子は男たちの近くまで行って、繋がっているその長くて大きなものに触れた。
熱い。
熱が出たときにおでこに触ったぐらいの熱さだ。それは男の尻と睾丸の間ぐらいにある狭そうなおまんこに繋がっている。
おまんこからも湯気が出そうなほど熱い愛液が男の太ももを伝って流れている。
男たちは声を出していないのだが、あちらこちらから、さかりのついた猫たちが吠えているような音を朋子は聞いた。
刺されている男たちには、おまんこがついていた。指している男たちにもついているようだ。
この男たちは、男というよりも両性具有なのだ。

