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下剋上ラバーズ
第1章 俺の彼女は騎乗位がお好き
「うおっ」
……油断していた。俺は再び組み敷かれ、騎乗位の体勢に逆戻りになる。
俺を見下ろす沙耶の目が、興奮からか怒りからか、獣のようにぎらついていた。
俺の両肩をベッドに縫い付ける沙耶の全体重がかかった両手に、「絶対に放さない」という強い意思を感じる。
「おとなしくしてろっつってんでしょーが」
「なんでだよ。気持ちよくねえの? 俺にされるの」
「イ、イイけど」
「なら……」
「と、とにかく! 真尋は黙って気持ちよくなってればそれでいいの!」
「あ、ちょ、」
沙耶は上体を倒して俺に覆いかぶさると、腰だけを上下に動かし始めた。騎乗位の中で、俺が一番好きなやり方だった。
腰を浮かせてモノを少し抜き、短くピストンされると、先端が刺激されて気持ちいい。クールダウンしていた快感が、またじわじわと波のように押し寄せてくる。
……油断していた。俺は再び組み敷かれ、騎乗位の体勢に逆戻りになる。
俺を見下ろす沙耶の目が、興奮からか怒りからか、獣のようにぎらついていた。
俺の両肩をベッドに縫い付ける沙耶の全体重がかかった両手に、「絶対に放さない」という強い意思を感じる。
「おとなしくしてろっつってんでしょーが」
「なんでだよ。気持ちよくねえの? 俺にされるの」
「イ、イイけど」
「なら……」
「と、とにかく! 真尋は黙って気持ちよくなってればそれでいいの!」
「あ、ちょ、」
沙耶は上体を倒して俺に覆いかぶさると、腰だけを上下に動かし始めた。騎乗位の中で、俺が一番好きなやり方だった。
腰を浮かせてモノを少し抜き、短くピストンされると、先端が刺激されて気持ちいい。クールダウンしていた快感が、またじわじわと波のように押し寄せてくる。