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下剋上ラバーズ
第3章 「抱かせて!」
「でも懐かしいなー。そういえば初めてエッチしたとき、超ビビッてたよね真尋。あたしにいきなり乗っかられて」
「ビビッてねえ。お前が予想以上に淫乱で引いてたんだよ」
こいつとの初めてのセックスは、俺にとっては衝撃的で、今でも鮮明に覚えている。
同棲が始まるきっかけの日、つまりこいつを初めてうちに泊めた日だった。
風呂に入って、寝ることになって、自然とそういう雰囲気になって。
キスをしたまではよかったが、次の瞬間、こいつは俺にまたがって、興奮冷めやらぬ顔で「抱かせて!」と言ったのだった。
何度でも言うが、こいつは俺のタイプじゃない。
それまで、沙耶とは真逆の、慎みのある女と付き合い、当然セックスでもリードする側だった俺だ。
初っ端から「抱かせて!」と迫る女への免疫なんかあるわけがない。
「ビビッてねえ。お前が予想以上に淫乱で引いてたんだよ」
こいつとの初めてのセックスは、俺にとっては衝撃的で、今でも鮮明に覚えている。
同棲が始まるきっかけの日、つまりこいつを初めてうちに泊めた日だった。
風呂に入って、寝ることになって、自然とそういう雰囲気になって。
キスをしたまではよかったが、次の瞬間、こいつは俺にまたがって、興奮冷めやらぬ顔で「抱かせて!」と言ったのだった。
何度でも言うが、こいつは俺のタイプじゃない。
それまで、沙耶とは真逆の、慎みのある女と付き合い、当然セックスでもリードする側だった俺だ。
初っ端から「抱かせて!」と迫る女への免疫なんかあるわけがない。