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夢想姫の逃避録
第1章 泣かないで

どのくらいの時間が経ったのかわからない。

気づけば、日が落ちていて辺りは暗かった。
頭まで布団を被っていたはずだったけど、いつの間にか頭だけ布団から出す形で、横向きで眠っていたみたい。

それと同時に空腹感が襲った。
そういえば、今日何にも食べていない。お腹空いた。動けない。どうしよう。でも空腹感で頭がうまく回らない。
もう何もかもがどうでもよくなってきたその時、窓の前に人影が見えた気がした。
暗いし、お腹も空いてるからとうとう幻覚でも見えたのかと思った。

でも焦点が合うと、真っ黒のフードを被ったローブ姿の人が目の前にいるのが分かった。
緋奈の身長は150㎝だけど、机の位置やカーテンの長さを考えると、この人影は身長は170㎝以上はありそう。
もしかして男の人……?不審者……?それとも死神……?緋奈は夢でも見ているの……?

でも、この安心感は一体なんなんだろう。

あなたは一体誰なの……?

人影はゆっくり緋奈の方へ近づいてきた。
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