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夢想姫の逃避録
第6章 可愛い
浴室から出て、バスタオルで身体を拭いている時、鏡越しに写る緋奈自身の身体をふと見て、驚いた。
脱いでる時は先入観もあってまったく気がつかなかったんだけれども、あんなにあった緋奈の傷や痣が全部消えていた。
右足首も脇腹も完治していた。
信じられなかった。
そういえば行為中、ユウガに脱がされた時実は包帯も全部取られたんだよね……
寝ている間に魔法で治してくれたのかな……いや、そんなまさか…。
でも、よく見ると……
「赤い……これってキスマーク…?」
首筋と鎖骨辺り、胸元に何個かキスマークみたいな赤い跡が印されていた。
確かに、吸い付いてくるようなキスを何回かされたのは身に覚えがあった。
でもまさかこんな真っ赤に…しかも目立つところにつけられるなんて……
「あ、緋奈みーっけ♪」
鏡を夢中で覗いていたら、銀髪の長身の美男子に後ろからそっと包み込みように抱きしめられた。
「ゆ、ユウガ!待って、まだ服着てないの!/////」
「んーいいよ、そのまんまで。昨日お互い裸見たしね?それより、緋奈シャンプーのいい香りするー!シャワー浴びたんだ?」
焦る緋奈。ユウガの方を振り向くと、肩ズンをされていたからすぐ横にユウガの顔があってさらにドキッとした。
ユウガは余裕そうな顔でニコッと緋奈に笑いかけた。
「ユウガぁ……////」
「照れてる顔相変わらず可愛いな〜♪」
「そ、そんな事ない…よ…それより、なんでここ来たの?」
「起きたら隣に緋奈がいないから探そうと思ったのと、昨日の服洗濯かごに入れに来た!そしたら緋奈がいたっていうね」
「そ、そうなんだ……起こさないように出たんだけども、勝手に出歩いてごめん……」
「いいよ。でもいなくて一瞬、焦ったけども(笑)」
「うううう……」
「でも服たたんでくれてありがとな?すっげえ嬉しかったよ?」
顔を赤くして俯かせていると、ユウガは肩ズンをやめて後ろから緩めに抱きしめる形にした。
そして、指先が緋奈の首の赤い跡をなぞった。
「ねぇユウガ…これって……」
「そう、キスマーク」
悪びれもなく笑顔で鏡の中の緋奈に言い放った。
脱いでる時は先入観もあってまったく気がつかなかったんだけれども、あんなにあった緋奈の傷や痣が全部消えていた。
右足首も脇腹も完治していた。
信じられなかった。
そういえば行為中、ユウガに脱がされた時実は包帯も全部取られたんだよね……
寝ている間に魔法で治してくれたのかな……いや、そんなまさか…。
でも、よく見ると……
「赤い……これってキスマーク…?」
首筋と鎖骨辺り、胸元に何個かキスマークみたいな赤い跡が印されていた。
確かに、吸い付いてくるようなキスを何回かされたのは身に覚えがあった。
でもまさかこんな真っ赤に…しかも目立つところにつけられるなんて……
「あ、緋奈みーっけ♪」
鏡を夢中で覗いていたら、銀髪の長身の美男子に後ろからそっと包み込みように抱きしめられた。
「ゆ、ユウガ!待って、まだ服着てないの!/////」
「んーいいよ、そのまんまで。昨日お互い裸見たしね?それより、緋奈シャンプーのいい香りするー!シャワー浴びたんだ?」
焦る緋奈。ユウガの方を振り向くと、肩ズンをされていたからすぐ横にユウガの顔があってさらにドキッとした。
ユウガは余裕そうな顔でニコッと緋奈に笑いかけた。
「ユウガぁ……////」
「照れてる顔相変わらず可愛いな〜♪」
「そ、そんな事ない…よ…それより、なんでここ来たの?」
「起きたら隣に緋奈がいないから探そうと思ったのと、昨日の服洗濯かごに入れに来た!そしたら緋奈がいたっていうね」
「そ、そうなんだ……起こさないように出たんだけども、勝手に出歩いてごめん……」
「いいよ。でもいなくて一瞬、焦ったけども(笑)」
「うううう……」
「でも服たたんでくれてありがとな?すっげえ嬉しかったよ?」
顔を赤くして俯かせていると、ユウガは肩ズンをやめて後ろから緩めに抱きしめる形にした。
そして、指先が緋奈の首の赤い跡をなぞった。
「ねぇユウガ…これって……」
「そう、キスマーク」
悪びれもなく笑顔で鏡の中の緋奈に言い放った。