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夢想姫の逃避録
第7章 知らなくていい
「ねぇ……」
「んん?」
「キス……してもいい?」
突然言われてびっくりしてしまった。
でもユウガのその表情は真剣そのものだった。

「う……うん……いいよ…//////」
とは言うものの、明らかに戸惑う緋奈の顔はきっと、さっきよりも赤い筈。

照れて俯き加減の緋奈。
ユウガの右手が緋奈の頭に添えられると、スッと一度撫でられた。
緋奈は来ると思って内心焦ってしまい、ギュッと目を瞑ってしまった。

来る……

来る…………

わあああ絶対に来る……!

……………………………………。

…………………………………………あれ?

待ち構えていたものの、一向にユウガの唇が来ない。

おかしいな……?
そう思って目をゆっくり開けた瞬間だった。


チュッ……



え………⁉︎Σ

一瞬何が起きたのか分からなかった。
でも確かに、今緋奈の目の前にはユウガの顔があって、唇同士が重なっていた。
それを理解するまで時間はそうかからなかった。
頭の中がパニックになった。

少しの間触れられていた唇が離れて、緋奈が呆気に取られていると、ユウガは声を出して笑った。

「びっくりした?目見開いてた(笑)」
「え!? だって……!? /////」
思わず緋奈は自分の唇を両手で押さえた。

「意地悪……/////」
「目ギュッと瞑って待ってる緋奈可愛かったよ?」
「でも!……でも……!/////」
「目開けた瞬間キスされるのも良いだろ?」
「……………////////」
言葉が出なかった。
嬉しいけどもやっぱり恥ずかしいよ……。

「可愛い……もっとキスさせて……?」
「え!? ちょ、え!? 待っ……」

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