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蜜刻に揺れて
第11章 at this late hour、too late
月曜日、朝礼を終えて一通りメールの返信を終えると美和子と一息ついた。

月曜日の午前中は基本外回りはない。その分溜まった事務作業に追われるのだが、美和子の計らいもあって緩やかに時間が流れていた。

「葉山さん、なんか雰囲気違いますね、いい事ありました?」

「え…別にない、けど」

「あっただろ?例の仕事でイイ男見て、目の保養になったよな?」

航平がこちらに体ごと向けて、ドヤ顔で息を巻く。

静はハイハイと話しを流そうとしたけれど、美和子が食いついた。

「9secondのメンズスーツのポスターですよね!見に行きたかったなぁ」

「植田さん好きなの?」

「今一番売れてるし、かっこいいですからね!ちなみに私は伊坂さんが好きです」

静の脳裏にちらりとあいりが浮かぶ。

が、それは次の一言で掻き消された。

「でも9secondって女関係派手ですよね、女の子と写ってる写真とかめちゃめちゃ出てきますもん、あの顔でモテないわけないですよね」

「めちゃめちゃ出てくるんだ…だ、よね…」

「葉山さん?」

静はパソコンに向かって経費処理の入力を黙々とこなした。



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