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緊縛
第21章 緊縛21
 店長の言葉にぼんやりと私は考える。

 これだけ弄び続けても、まだ次を要求してくる。

「レイプには二種類あると言っただろう。性欲を満たす行為と願望を満たす行為。今の美咲に求めることができるとしたら性欲のみだ。まだ、快楽を知らない美咲を一時的な快楽で縛り上げ、従順にさせても、それ以上がない。男の欲望は、性欲を満たす行為よりも卑劣だ。もうわかっているだろう。快楽に縛られた身体が、いくら逃げようとしても、逃げられないことが。悦びを知らない美咲はただ、与え続けられる快楽に堪え切れず、泣いているだけだ。でも悦びを知ってしまった身体は、それ以上がある」

 これだけ弄び続けられても、まだ満たされない願望。

 セックスを拒んだ私に、店長は、どんな欲望を抱いているのだろうか。

 私が想像できる男性の満足は、性行為のみだ。

 考え込む私に店長が言った。

「俺からしたら美咲は、まだ人形のようだ。美咲に与えた快楽は、これからの始まりにしか過ぎない」

 店長の指先が、ぐっと奥底を突いた。

「味わってみたいだろう。ローションのぬめりは邪魔なだけだ」

 痛いほど掴んでいた自由な足が、店長の肩にのせられた。

 思わず、恥ずかしさに顔を背けていると、 疼いて仕方がないところを痛いほど含んできた。ローションを含み取ると、疼いて仕方がないところを丸裸にされた。

 思わず、くちびるを噛みしめる。

「美咲は、アクメを知ってる? これから教えてあげるよ」

 ローション独自のぬめりに泳がせた、店長の指先が動くたびに身体が小刻みに動いて仕方がない。

 ゆっくり店長が伸ばした舌先が、丸裸にされた疼いて仕方がないところに近づいてくる。

 想像するだけで怖い。

 くちびるの上を泳いだ、あの、ぬめり泳ぐ舌先の感触を思い出す。
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