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緊縛
第22章 緊縛22

男の欲望は性行為だけじゃなかった。
セックスは目を閉じていれば終わる。
だけど、それだけでは満足できない男性もいる。
監禁した挙句、これ以上の快楽を与え、躾けるなんて。
なんて恐ろしい欲望だろう。
抵抗すらも虚しく感じてくる。
これが失意なのだろうか。
思わず身体を仰け反らした。
逃げることも許されないのなら、私はされるがままになるしかない。
でも、怖い。
これ以上、なにをされるかわからない欲望の赴くままに弄ばれ続けると考えるだけで、言い知れぬ恐怖だけがある。
助けて。
私は、思わず目を閉じた。
「可愛いよ美咲。まるで俺を強く、そそっているようだ」
失意に打ち震える私を甚振るように、欲情にそまった舌が、丸裸にされた疼いて仕方がないところをそっと舐め上げた。
思わず身震いしたくなる感触にくちびるを振るわせた。
「ここが美咲が一番感じるところだよ。もう、こんなに硬くなっている」
指先で芯をなぞられると、身体が虚しいほどに波打つ。
「どんなに無抵抗にみせかけたって、無駄だよ」
思わず喉の奥から嫌でも声を絞り出される。
丸裸にされた芯をローションのぬめりに泳がせた舌先が、これ以上ないほどに芯を激しく舌先でしごかれていく。
「やめて」
絶頂とも違う、終わることのない快楽に私の身体が激しく打ち震え、嫌でも身体が仰け反っていく。
「助けて」
激しく身体を打ち震えさすばかりの私を追い詰める指先がある。
強く奥底を突かれていった。
まるで心と身体が離れていくような怖さがある。
自分を見失いそうで怖い。
休まることのない舌先に私は髪を振り乱し、終わることのない快楽が、奥底を突かれるたびに、さらに快楽が深まっていくばかりだ。
まるで自分じゃないような気がしてくる。
身体が無意識なほどに動く。
休まることのない舌先から逃げようと、私の身体が深く仰け反っていこうとする。その動きさえ、縛られた麻縄が、私の動きを強く阻んでくる。逃げられない。
セックスは目を閉じていれば終わる。
だけど、それだけでは満足できない男性もいる。
監禁した挙句、これ以上の快楽を与え、躾けるなんて。
なんて恐ろしい欲望だろう。
抵抗すらも虚しく感じてくる。
これが失意なのだろうか。
思わず身体を仰け反らした。
逃げることも許されないのなら、私はされるがままになるしかない。
でも、怖い。
これ以上、なにをされるかわからない欲望の赴くままに弄ばれ続けると考えるだけで、言い知れぬ恐怖だけがある。
助けて。
私は、思わず目を閉じた。
「可愛いよ美咲。まるで俺を強く、そそっているようだ」
失意に打ち震える私を甚振るように、欲情にそまった舌が、丸裸にされた疼いて仕方がないところをそっと舐め上げた。
思わず身震いしたくなる感触にくちびるを振るわせた。
「ここが美咲が一番感じるところだよ。もう、こんなに硬くなっている」
指先で芯をなぞられると、身体が虚しいほどに波打つ。
「どんなに無抵抗にみせかけたって、無駄だよ」
思わず喉の奥から嫌でも声を絞り出される。
丸裸にされた芯をローションのぬめりに泳がせた舌先が、これ以上ないほどに芯を激しく舌先でしごかれていく。
「やめて」
絶頂とも違う、終わることのない快楽に私の身体が激しく打ち震え、嫌でも身体が仰け反っていく。
「助けて」
激しく身体を打ち震えさすばかりの私を追い詰める指先がある。
強く奥底を突かれていった。
まるで心と身体が離れていくような怖さがある。
自分を見失いそうで怖い。
休まることのない舌先に私は髪を振り乱し、終わることのない快楽が、奥底を突かれるたびに、さらに快楽が深まっていくばかりだ。
まるで自分じゃないような気がしてくる。
身体が無意識なほどに動く。
休まることのない舌先から逃げようと、私の身体が深く仰け反っていこうとする。その動きさえ、縛られた麻縄が、私の動きを強く阻んでくる。逃げられない。

