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緊縛
第23章 緊縛23

店長の舌先が離れても、まだ、下腹部が怖いぐらい波打ち続けている。
心のどこかでは、まだ味わっていたい気持ちさえある。
あれほど苦しかったのに、終わってしまえば恋しいとさえ思う。
ぐったりとした私に店長は、満足げに、くちびるをよせた。
「美咲じゃないと思えるほど淫らだったよ。こんどは俺の舌先だけで狂わしてあげる」
息を荒げ続ける身体を店長は優しく撫であげると、手首に通していた麻縄を解き、片側に通していた足の麻縄を解いてくれた。
私をそっと茂みに寝かせると、店長は車へと歩いていく。
上半身が縛られているだけでも、身体は自由になかなか動いてはくれない。
茂みに身体を横たえながら、私は無意識に次の怖さに身体が震えてくる。
逃げなくちゃ。
このままでは、本当に店長のされるがままになってしまう。
自分の想像を超えることをされるのが怖い。
這うように私は、なんとかして立とうとする。
しかし、波打ち続ける下腹部が、ようやく落ち着いただけで、まだ下半身に、なかなか力が入らないでいた。
店長がトランクを開けると、また、手提げ袋を持ってきた。
「もう逃げられないと言っただろう」
「もう嫌! セックスをして終わりにして。お願い」
「それはできない。約束だろう」
「縄を解いて」
「あまり我侭を言うと、痛くするよ」
「もうやだ」
「俺は、もう自分を止める気はない」
なんとかして、私は店長から逃げようと、茂みを這おうとした。
「やめて」
逃げようとする私の腕を掴むと、店長は痛いほど捻りあげてきた。
「こんどはもっと痛く縛ってあげるよ」
必死に腕に力を入れると、捩じり上げられた腕が軋みあがるほどに痛んだ。
麻縄が手早く後ろ手に縛り上げられる。
私は足をばたつかせて、なんとかして抵抗しようとするが、ばたつく足までを縛りあげてくる。
「怖い。もうやめて」
心のどこかでは、まだ味わっていたい気持ちさえある。
あれほど苦しかったのに、終わってしまえば恋しいとさえ思う。
ぐったりとした私に店長は、満足げに、くちびるをよせた。
「美咲じゃないと思えるほど淫らだったよ。こんどは俺の舌先だけで狂わしてあげる」
息を荒げ続ける身体を店長は優しく撫であげると、手首に通していた麻縄を解き、片側に通していた足の麻縄を解いてくれた。
私をそっと茂みに寝かせると、店長は車へと歩いていく。
上半身が縛られているだけでも、身体は自由になかなか動いてはくれない。
茂みに身体を横たえながら、私は無意識に次の怖さに身体が震えてくる。
逃げなくちゃ。
このままでは、本当に店長のされるがままになってしまう。
自分の想像を超えることをされるのが怖い。
這うように私は、なんとかして立とうとする。
しかし、波打ち続ける下腹部が、ようやく落ち着いただけで、まだ下半身に、なかなか力が入らないでいた。
店長がトランクを開けると、また、手提げ袋を持ってきた。
「もう逃げられないと言っただろう」
「もう嫌! セックスをして終わりにして。お願い」
「それはできない。約束だろう」
「縄を解いて」
「あまり我侭を言うと、痛くするよ」
「もうやだ」
「俺は、もう自分を止める気はない」
なんとかして、私は店長から逃げようと、茂みを這おうとした。
「やめて」
逃げようとする私の腕を掴むと、店長は痛いほど捻りあげてきた。
「こんどはもっと痛く縛ってあげるよ」
必死に腕に力を入れると、捩じり上げられた腕が軋みあがるほどに痛んだ。
麻縄が手早く後ろ手に縛り上げられる。
私は足をばたつかせて、なんとかして抵抗しようとするが、ばたつく足までを縛りあげてくる。
「怖い。もうやめて」

