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eyes to me~ 私を見て
第2章 歌姫は獣と出逢う
『お姉ちゃん人がいいからさ~
また男に騙されて、捨てられて泣いてないかな?て心配してたんだよ~』
「……あなたの読み通りよ。残念ながら、彼とはとっくに終わりました。
でも、もう泣いてないわよ!」
『あー、やっぱり泣いてたんじゃない。
はあ~いつになったら、お姉ちゃんの王子様が現れるのかなあ?』
「彼氏は当分いいわよ。バイトに音楽に忙しいし」
『あ~ハイハイ!そうだよねえ!
でも行き遅れない様に気を付けないと!お姉ちゃん、もう二十四歳だし~色々微妙なお年頃じゃない?
そうだ、新作の服、作ったから送るからね?じゃあね~☆』
言いたい事を好き放題言われ一方的に切られた。
溜め息をついて、もう一度男が居た方向を見ると、既にその姿は無かった。
幻だったのだろうか。
何故か、あの瞳が焼き付いて離れなかった。
また男に騙されて、捨てられて泣いてないかな?て心配してたんだよ~』
「……あなたの読み通りよ。残念ながら、彼とはとっくに終わりました。
でも、もう泣いてないわよ!」
『あー、やっぱり泣いてたんじゃない。
はあ~いつになったら、お姉ちゃんの王子様が現れるのかなあ?』
「彼氏は当分いいわよ。バイトに音楽に忙しいし」
『あ~ハイハイ!そうだよねえ!
でも行き遅れない様に気を付けないと!お姉ちゃん、もう二十四歳だし~色々微妙なお年頃じゃない?
そうだ、新作の服、作ったから送るからね?じゃあね~☆』
言いたい事を好き放題言われ一方的に切られた。
溜め息をついて、もう一度男が居た方向を見ると、既にその姿は無かった。
幻だったのだろうか。
何故か、あの瞳が焼き付いて離れなかった。