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eyes to me~ 私を見て
第2章 歌姫は獣と出逢う
(そろそろ帰ろうか)
ギターをケースにしまおうとしてしゃがむと、目の前に黒い靴が見えた。
顔を上げると、ストライプのシャツにブレザー姿の、軽い感じの男性がニコニコして立っている。
「こんにちは。あの、ここで君が歌うのを見てたんだけどね?僕は実はこういう者なんだ」
男性がポケットから名刺を出す。
「……芸能プロダクションスターダスト……?」
「そう!君を見てピンときたんだ!是非うちの事務所に来て欲しい!」
「ほ、本当ですか……?嬉しい……!私、歌手になりたくて東京に来たけど、バイトに明け暮れるばかりでなかなか音楽の事に手が回らなくて……」
「うんうん、生活しながら夢を追いかけるって大変なことだからね~」
男性は美名の言葉に頷いた。
ギターをケースにしまおうとしてしゃがむと、目の前に黒い靴が見えた。
顔を上げると、ストライプのシャツにブレザー姿の、軽い感じの男性がニコニコして立っている。
「こんにちは。あの、ここで君が歌うのを見てたんだけどね?僕は実はこういう者なんだ」
男性がポケットから名刺を出す。
「……芸能プロダクションスターダスト……?」
「そう!君を見てピンときたんだ!是非うちの事務所に来て欲しい!」
「ほ、本当ですか……?嬉しい……!私、歌手になりたくて東京に来たけど、バイトに明け暮れるばかりでなかなか音楽の事に手が回らなくて……」
「うんうん、生活しながら夢を追いかけるって大変なことだからね~」
男性は美名の言葉に頷いた。