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eyes to me~ 私を見て
第46章 波乱のミュージックスタイル②




 ドアがノックされ、髑髏川が遠慮がちに顔を出す。

「すいません……プリキーの皆さん、そろそろスタジオに待機してて下さい、て事です……」
「わかったわ~!ありがとうね?猫君」

 志村がその場の雰囲気にそぐわない明るさで返事をすると、髑髏川は曖昧な笑みを浮かべてドアを閉じた。

「美名ちゃん大丈夫?」

 真理にしがみつき震える美名の肩に、志村がそっと触れる。
 由清も堺も心配そうな眼差しを向けていた。
 ペコは美名にゆっくりと語りかける。

「人を信じるなとは言わないわ……そういう素直さがあなたの美点だから……
 けれど、警戒する事も覚えた方がいいわ。
 それが自分だけでなく、自分の周りの人達を守る事にもなるからね」

(周りの人達を……守る)

 自分を助けた綾波の事を思う。

(私は………今からでも、剛さんや皆を守る事が出来るの……?)



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