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eyes to me~ 私を見て
第47章  波乱のミュージックスタイル③



「ねえ……真理くん」
「うん?何だねっ?」

 美名が呼び掛けると、真理が脱兎の如く駆け寄ってきた。

「この間提案した件だけど……あれ、やっぱりやりたいな……」

 美名が遠慮がちに首を傾げて言うと、真理の目の色が変わり、ブンブンと首を振る。

「いやいやいや……あの案はだな……ちょっと……俺は」
「……ダメ?」

 少し唇を尖らせて哀願する様に見つめられ、真理は一瞬グッと詰まる。目をギュウと閉じて、やはり大きく首を振った。

「俺は……俺はカッコいいロックのリズムを刻むベーシストなんだ――!
 "キメ"のポーズやら、可愛らしいダンスなんて断じてやらねえ――!」
「真理……見せる演出も視聴者を掴むのには必要な事だよ」

 由清が冷静に言う。



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