この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第48章 鮮烈なデビュー①


「はい!そうです」

 由清が代わりに答えると、ヤモリが聞いてきた。

「これは、プロデューサーの志村賢一さんと……もう一人……ああ、現在の”silent wolf”の庵原君が居ますねえ。
 彼が最初はプリキーに居たんですね」
「はい……元は僕と真理と一緒にバンドを組んでたんです」

 美名は、真理の手を強く握り締めながら、モニターに映し出される映像を見て震えていた。
 プリキーは、本当は翔大がいる筈だった。
 翔大は今居ない……
 何故?
 ……それは……
 美名は、合宿中に襲われた事を思い出してしまい、唇だけでなく頬も痙攣し始めた。
 それに、後ろから西野の刺すような視線を感じてゾクリとする。
 西野に言われた言葉が脳裏から離れない。

『元カレにヤられたんですって?』

(……何故……何故、未菜ちゃんまでが知ってるの……?)

『美名……っ』

 自分を組み敷いて、激しく突き上げる翔大のぎらつく、しかし悲しい眼差しが突然蘇り、美名は叫び声を上げていた。

「イヤアアアア――――!」



/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ