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eyes to me~ 私を見て
第51章 Kiss in the moonlight

綾波は美名を抱き上げてベッドに歩いていく。
「つ……剛さん!怪我……」
「俺がこんな少しの怪我で……お前を抱き上げられなくなる柔な男だと思うか?」
綾波は余裕な表情をしてフフと笑うと、美名を抱えたままベッドに腰を降ろす。
膝の上に乗せられたままの美名はドキドキして目の前の喉仏を見ていたが、ハッと我に返り降りようとする。
「このままで居ればいいだろう?」
素早く捕まえられて、腰を抱き寄せられた。
薄いパジャマから、綾波の体温が伝わり、甘い予感でクラクラしてしまう。

