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eyes to me~ 私を見て
第52章 サプライズパーティー



「……」

 頬を膨らませている美名の手を取ると、騎士がする様に恭しく口づけをした。

「さあ、パーティにお連れいたします……」

 低い声が耳元を擽り、美名は身体を震わせてクスクス笑った。
 ドアノブに手をかける綾波に、ふと思い出し声をかける。

「そう言えば話って……?」

 綾波は一拍置いてから振り向いて、小さく笑った。

「……皆が帰った後でな」

 美名の手を引いて、リビングに入っていくと、暗かった部屋じゅうにピカピカのクリスマスの飾りのような明かりが灯り、大量の紙吹雪が降ってきた。
 リビングがパッと明るくなると同時に白い被り物の良くわからない物体が二体二人の前に飛び出して来て威勢良く叫ぶ。

「Happy Birthday!ひゅー!」

 サプライズを予測していた二人も驚き呆気に取られていると、陰からカメラを構えた堺がヌッと出てきてシャッターを切った。


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