この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第56章 さよなら、私の

増本の熱い情熱が伝わったのだろうか。社長が未菜と会う、と言い出した。
つまりお眼鏡にかなえばデビューさせるという事を意味していた。
増本は喜び、彼女に連絡をした。
未菜は声を弾ませた。
「ありがとうございます!認めてもらえる様に、オーディション以上に頑張って社長さんにアピールします!」
増本は彼女にアドバイスや相談などで時々電話をするまで親しくなっていた。
話せば話すほどに、純粋さとひたむきさに心を打たれ、胸の奥の熱が隠しようもなく大きく膨らんでいった。
だが、それを表には出す事はなかった。
今が一番大切な時期なのだ。
そっと見守る事が、彼女の為には一番だと自分を抑えていた。
つまりお眼鏡にかなえばデビューさせるという事を意味していた。
増本は喜び、彼女に連絡をした。
未菜は声を弾ませた。
「ありがとうございます!認めてもらえる様に、オーディション以上に頑張って社長さんにアピールします!」
増本は彼女にアドバイスや相談などで時々電話をするまで親しくなっていた。
話せば話すほどに、純粋さとひたむきさに心を打たれ、胸の奥の熱が隠しようもなく大きく膨らんでいった。
だが、それを表には出す事はなかった。
今が一番大切な時期なのだ。
そっと見守る事が、彼女の為には一番だと自分を抑えていた。

