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eyes to me~ 私を見て
第56章 さよなら、私の
「ああ……何て事だ……!俺は何て事を……っ」

今すぐドアを蹴破って助ける勇気の無い自分を殺したくなった。

「ああっ……やあっ助け……助けてぇっ――増本さん――っ」
「――未菜――!」

無垢な笑顔が、壊されていく。
好きだとはっきり自覚しながら、自分が守って行こうと二の足を踏み、この思いに蓋をし続けた。
結果、守るどころか、餓えた狼に未菜を差し出すような愚かな真似をしてしまうとは――

「畜生……畜生っ!俺は……俺は……!」

増本はドアの前に崩れ落ち、狂ったように頭を床に打ち付けた。


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