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eyes to me~ 私を見て
第2章 歌姫は獣と出逢う
綾波は形の良い唇を舌舐めずりする。
「おい、そこで停めろ」
運転手は、綾波に言われるままに、ハザードランプを押し、車を路肩に停めた。
綾波は車を降りて後部席を開けると、強引に腕を掴み美名を引きずり降ろす。
「予定変更だ。ここに泊まる。朝迎えに来てくれ」
運転手にそう言うと、美名を引っ張り目の前の建物に入っていく。
「待って……ちょっと!」
必死にその手を振りほどこうと躍起になるが、力の強い綾波には何の抵抗にもならず、あっという間に中へ連れていかれた。
沢山のパネルの写真の中から、一番ゴージャスな部屋を綾波の長い指が優雅にタッチした。
フロントで鍵を受けとると、美名の肩をグイッと抱き寄せてエレベーターに乗り込む。
「おい、そこで停めろ」
運転手は、綾波に言われるままに、ハザードランプを押し、車を路肩に停めた。
綾波は車を降りて後部席を開けると、強引に腕を掴み美名を引きずり降ろす。
「予定変更だ。ここに泊まる。朝迎えに来てくれ」
運転手にそう言うと、美名を引っ張り目の前の建物に入っていく。
「待って……ちょっと!」
必死にその手を振りほどこうと躍起になるが、力の強い綾波には何の抵抗にもならず、あっという間に中へ連れていかれた。
沢山のパネルの写真の中から、一番ゴージャスな部屋を綾波の長い指が優雅にタッチした。
フロントで鍵を受けとると、美名の肩をグイッと抱き寄せてエレベーターに乗り込む。