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eyes to me~ 私を見て
第61章 プリキー大作戦
「そうだったんですね……」

 名刺を手に頷く美名に、二人は顔を見合わせてからまた笑顔になる。

 この時、男達の目に怪しい光が宿った。

「此処では何ですから、編集部で話しましょう……車を待たせてますから、こちらへ」

「は、はい」

 美名は一瞬、志村に連絡をしてからの方が良いかーーと迷った。が、待たせてはいけない。言われるがままに付いて行った。

 二人組の後を歩いていくと、人気のない場所へ移動している。

 大体、ポキノンの方から連絡がある場合は大抵志村を通してくるはずだ。

 なぜ、直に?

 美名は今更ながら戸惑い、立ち止まった。

「どうされましたか?」

 田所と名乗った男が振り返り、こちらへ戻って来た。

 新川もやって来て、二人に挟まれる格好になる。

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