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eyes to me~ 私を見て
第61章 プリキー大作戦

綾波の頬は益々紅みを増して、しまいには彼はそっぽを向いてしまった。
「剛さん?」
「……っ」
珍しく照れる綾波を見て、美名の胸に悪戯心が芽生えてしまう。
「つ~よし君?……イイコだから、こっち向いて?」
美名は、身体を起こして綾波の肩を掴み、その顔を覗き込む。
綾波はまた顔を背けた。
「……私はね、剛さんの何もかも……今の剛さんも……今までの剛さんも……
過去の剛さんには逢うことが出来ないけれど、私、知りたい……」
彼の息を呑む気配がする。
「剛さん?」
「……っ」
珍しく照れる綾波を見て、美名の胸に悪戯心が芽生えてしまう。
「つ~よし君?……イイコだから、こっち向いて?」
美名は、身体を起こして綾波の肩を掴み、その顔を覗き込む。
綾波はまた顔を背けた。
「……私はね、剛さんの何もかも……今の剛さんも……今までの剛さんも……
過去の剛さんには逢うことが出来ないけれど、私、知りたい……」
彼の息を呑む気配がする。

