この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第62章 必ず貴方を捕まえる
 美名の口の端が僅かに上がった。

 笑った顔のまま寝息を立てている。美名の手をそっと外し、脱ぎ散らかした服を拾い一つ一つを身に付けた。

 美名の服も綺麗に畳み枕元に置いておく。

 上着のポケットから小さな箱を取り出して、美名の傍に膝を付き、箱を開けた。

 人差し指と親指で大事に華奢なリングを摘まみ、美名の左手をそっと取ると、薬指にスルスルと嵌めていく。

 ダイヤとペリドットが、美名の白い指で一層輝きを増して見えた。

 綾波は微笑み、手の甲に口付ける。

「……待たせたな……お前への誕生日プレゼントで……そして……」

 その先の言葉を呑み込み、布団をかけ直してやる。

/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ