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eyes to me~ 私を見て
第62章 必ず貴方を捕まえる
 三十分後。

 美名はリビングで紅茶を淹れ、皆に頭を下げた。

「ど……どうも、朝いちから失礼しました……」

「いいのよ……悪いのは、美名ちゃんを置いて行った綾波君なんだし……

 ついでに真理君もね?」

 志村はカップを受けとると優雅な仕草で角砂糖を入れてスプーンで掻き回す。

「お、俺?」

 真理は自分を指差して目を丸くした。

「そうだよ……いつまで美名ちゃんにセクハラするつもりなんだよお前」

 由清は紅茶を口に含みながら真理を睨む。

「せ、セクハラっつ――か……美名を見るとこう、胸ん中がぐわ――ってなって~ぐお――ってなって~勝手に身体が動くんだよ――っ」

「何を言ってんのこの子は――!おバカ!」

「バカ――!」

 志村と由清に同時に叩かれて真理が噎せた。

「ぐほ――っ」

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