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eyes to me~ 私を見て
第62章 必ず貴方を捕まえる

真理が嫌がらせのファックスの束を掴み怒りに声を震わせた。
「まだ、こんなモンが送られて来てるのか……っ」
「あ……それは」
美名が立ち上がると、志村はキッパリと言った。
「来週のライヴは、中止した方がいいわ」
「――えっ?」
美名は驚きの声を上げる。
「……志村さんの事務所と、岸さんの会社……それとボンバーの事務所にまで、こんな怪文書が届いたらしいよ」
由清が一枚のコピー用紙を広げて見せた。
『日比谷野音ライヴヲ中止セヨ。イウコトヲキカナケレバオソロシイコトガオコル』
「――!」
「まだ、こんなモンが送られて来てるのか……っ」
「あ……それは」
美名が立ち上がると、志村はキッパリと言った。
「来週のライヴは、中止した方がいいわ」
「――えっ?」
美名は驚きの声を上げる。
「……志村さんの事務所と、岸さんの会社……それとボンバーの事務所にまで、こんな怪文書が届いたらしいよ」
由清が一枚のコピー用紙を広げて見せた。
『日比谷野音ライヴヲ中止セヨ。イウコトヲキカナケレバオソロシイコトガオコル』
「――!」

