この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第62章 必ず貴方を捕まえる
「綾波君がさっき電話で……"黒幕を、引っ張り出す"て言ってたけど……無茶しないか心配だわ」

「つ、剛さんと話したんですか?」

 思わず志村に詰め寄る。

「え、ええ……」

「他に何か……言ってませんでしたか?」

 潤む目で見つめられ、志村は綾波の言葉を思い出して言いよどんだ。

『美名を守ってやって下さい……俺がそうしたいのは山々ですが……俺にはやる事があります……

 今、美名の側に居たら巻き込んでしまうかも知れない……』

 強い決意が電話の低い声から読み取れて、志村は何も言えなかったのだ。

「――志村さん!」

 美名に揺すぶられ、志村は我に返る。

「……ええ……いつもの感じで

"大人しく待っていなさい、と美名に伝えてくれ"――て」

 志村が適当に答えると、美名は明らかに落胆の色を浮かべたが、それは一瞬で、途端に目を輝かせ始める。

/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ