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eyes to me~ 私を見て
第62章 必ず貴方を捕まえる

「私――私、諦めません!ライヴは絶対にやります!」
皆がギョッとして美名を見る。
「美名、あぶねえってばよ!何かあったらどうすんだ!」
真理が色を失い叫ぶと、美名は真っ直ぐに彼を見返した。
「皆が……もしやらないなら、私一人でもやる!
ここで止めたら、嫌がらせに屈したら、プリキーも、私の夢も無いような気がするの。それに、決めたの。諦めずに食らい付くって……」
『――食らい付け!美名!』
また、翔大の言葉が胸を過った。
(――そう、諦めたくない。音楽も、恋も……
剛さんが、プリキーの、私の為に、恐らく何かの危険を冒して今動いている
そんな中、私も諦める訳にはいかない――!)
皆がギョッとして美名を見る。
「美名、あぶねえってばよ!何かあったらどうすんだ!」
真理が色を失い叫ぶと、美名は真っ直ぐに彼を見返した。
「皆が……もしやらないなら、私一人でもやる!
ここで止めたら、嫌がらせに屈したら、プリキーも、私の夢も無いような気がするの。それに、決めたの。諦めずに食らい付くって……」
『――食らい付け!美名!』
また、翔大の言葉が胸を過った。
(――そう、諦めたくない。音楽も、恋も……
剛さんが、プリキーの、私の為に、恐らく何かの危険を冒して今動いている
そんな中、私も諦める訳にはいかない――!)

