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eyes to me~ 私を見て
第62章 必ず貴方を捕まえる
「おお――!なんかスゲーな!俺も歌舞伎みたいに宙吊りしながらベース弾くとかやってみて――な!」

「……俺は吊られるのは嫌だからね!言っておくけど!」

「あ――ハイハイ、王子様は王子様らしく白馬に乗って登場して白薔薇を投げるとかよ、いんじゃね?」

「わあっ!それ、見たい――!」

「ち、ちょっとちょっと……俺動物苦手っ……」

 三人は尚も盛り上がる。志村が割って入り、手を叩いた。

「よ――し!こうなったらゴンドラでも乗馬でも宙吊りでも階段落ちでもど――んと来いだわっ!

 ……分かったわ。私も付き合うわよ――!」

「志村さん!」

「お――!そう来なくちゃな――!」

「頼みますよ敏腕プロデューサー!」

 四人は手を繋ぎ円陣を組み、それぞれ顔を見合わせて笑う。

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