この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第63章 片恋の終わり
 暗黒はウキウキした足取りで出演者用の仮設テントへ向かう。

 "プリキー様"と書かれた紙が貼られているテントの入り口を開けようとすると、後ろから凄い力で羽交い締めにされた。

「ひえっ?な、なに?なにっ?」

「不審者、発見!確保ー!」

 甲高い声で耳元で叫ばれる。

 首に巻き付いてくるその腕はピンク色の布に覆われていて、とにかく馬鹿力で暗黒の自由を奪う。

 暗黒も野球やジムで鍛えていて、決して力は弱い方では無いのだ。が、不意を突かれた上に弱点の脇の下をピンクの手先で擽られ、為す術も無くズルズルと引き摺られて行く。

「ひっ……おねが……そっ……そこだけは……やめてぇっ――ヒャハハハハ――っヒイッ」

 涙を流しながら笑い転げる暗黒は警備のテントへと連れていかれ、突然離されて地面に転がった。

/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ