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eyes to me~ 私を見て
第63章 片恋の終わり

暗黒はウキウキした足取りで出演者用の仮設テントへ向かう。
"プリキー様"と書かれた紙が貼られているテントの入り口を開けようとすると、後ろから凄い力で羽交い締めにされた。
「ひえっ?な、なに?なにっ?」
「不審者、発見!確保ー!」
甲高い声で耳元で叫ばれる。
首に巻き付いてくるその腕はピンク色の布に覆われていて、とにかく馬鹿力で暗黒の自由を奪う。
暗黒も野球やジムで鍛えていて、決して力は弱い方では無いのだ。が、不意を突かれた上に弱点の脇の下をピンクの手先で擽られ、為す術も無くズルズルと引き摺られて行く。
「ひっ……おねが……そっ……そこだけは……やめてぇっ――ヒャハハハハ――っヒイッ」
涙を流しながら笑い転げる暗黒は警備のテントへと連れていかれ、突然離されて地面に転がった。
"プリキー様"と書かれた紙が貼られているテントの入り口を開けようとすると、後ろから凄い力で羽交い締めにされた。
「ひえっ?な、なに?なにっ?」
「不審者、発見!確保ー!」
甲高い声で耳元で叫ばれる。
首に巻き付いてくるその腕はピンク色の布に覆われていて、とにかく馬鹿力で暗黒の自由を奪う。
暗黒も野球やジムで鍛えていて、決して力は弱い方では無いのだ。が、不意を突かれた上に弱点の脇の下をピンクの手先で擽られ、為す術も無くズルズルと引き摺られて行く。
「ひっ……おねが……そっ……そこだけは……やめてぇっ――ヒャハハハハ――っヒイッ」
涙を流しながら笑い転げる暗黒は警備のテントへと連れていかれ、突然離されて地面に転がった。

