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eyes to me~ 私を見て
第14章 ジェラシーは甘く、激しく
「凄かったね……昔は、ドラムとベースの人は違うメンバーだったの……
あんな上手い人達がメンバーになるなんて……良かったねえ……」
美名の目がトロンとしている。
眠いのだろうか。
「しょう君……庵原、さんの演奏も歌も……昔と変わらない……素敵だったなあ」
胸に鋭い何かを打ち付けられた様な痛みを覚え、綾波は戸惑った。
美名が奴の名前を口にしただけでムカムカする。
「しょう君……ううん庵原さ……の演奏に負けない様に歌える……かな」
「……」
「綾波さん……しょう君は」
綾波は、また彼の名を出す美名の顎を乱暴に掴み唇を塞いだ。
あんな上手い人達がメンバーになるなんて……良かったねえ……」
美名の目がトロンとしている。
眠いのだろうか。
「しょう君……庵原、さんの演奏も歌も……昔と変わらない……素敵だったなあ」
胸に鋭い何かを打ち付けられた様な痛みを覚え、綾波は戸惑った。
美名が奴の名前を口にしただけでムカムカする。
「しょう君……ううん庵原さ……の演奏に負けない様に歌える……かな」
「……」
「綾波さん……しょう君は」
綾波は、また彼の名を出す美名の顎を乱暴に掴み唇を塞いだ。