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eyes to me~ 私を見て
第14章 ジェラシーは甘く、激しく
「んん……」
 
 美名が小さく呻く。
 息が出来ないほどにその唇を激しく犯す内に、腹の下の獣が暴れ出す。
 早く美名が欲しいと、熱く硬く姿を変えていく。

「うっ……」

 その強烈な欲に思わず声が漏れてしまった。
 後ろのシートに沈み込んでしまう位に美名に深く口付けながらスカートの裾に手を差し入れた時、運転手がマンションに到着した事を告げた。
 美名を抱えたままエレベーターに乗り込み、中でも何度も口付けを交わす。
 美名は相当眠いのか、されるがままだ。
 部屋へ入るといても立っても居られずに靴を脱ぎ捨て、美名のハイヒールも脱がしてその辺に放る。

「……もう……部屋?」

 微睡んだ目で腕の中の美名は呟いた。
 その甘い声は脳天を淫らに刺激する。

「美名……っ」

 たまらずそのままベッドに倒れ込み、狂ったかの様にその唇を貪った。
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